「超加工食品って、やめたほうがいいって分かってるのに……気づくとまた食べちゃうんです。」
こんな感覚、覚えはありませんか?
スナック菓子、菓子パン、甘い飲み物。
「お腹が空いているわけじゃないのに、つい手が伸びる」
「今日は控えようと思っていたのに、やめられなかった」
すずちゃんこれって……私の意志が弱いだけなのかな?



実はね、“意志”だけでは説明できない可能性があるんだよ。
今回紹介するのは、
依存症研究の専門誌 Addiction に掲載されたレビュー論文(Gearhardt & DiFeliceantonio, 2022)です。
この論文が問いかけているのは、
「超加工食品は悪いのか?」ではありません。
超加工食品は、科学的に見て“依存性がある物質”と呼べる条件を満たしているのか?
という、非常に慎重で限定的な問いです。
ここで大切なのは、
「依存性=麻薬と同じ」という意味ではない、という点です。
この論文では、
- すべての人が依存になる
- 超加工食品は必ず危険
- 完全に断つべき
といった主張はしていません。
代わりに、
依存症研究で長年使われてきた「科学的な基準」
(欲求の強さ、制御の難しさ、やめたくてもやめられない感覚など)に照らして、
超加工食品の一部が、その条件とどの程度重なっているのか
を、データと先行研究をもとに整理しています。



“中毒かどうか”を決めつける話じゃなくて、
“なぜコントロールが難しくなるのか”を考える研究なんだ。
この記事では、
超加工食品を一方的に怖がるのではなく、
- 依存性とは何を指すのか
- どこまでが科学的に言えて、どこからが言えないのか
- なぜ「やめたいのにやめられない」感覚が生じるのか
を、論文の内容に沿って、できるだけ分かりやすく解説していきます。
「自分のせいだ」と責める前に、
まずは科学がどこまで分かっているのかを、一緒に見ていきましょう。
そもそも「依存性」とは何か?(科学的な定義)
「依存性」と聞くと、
アルコールや薬物、ギャンブルなどを思い浮かべる人が多いかもしれません。
でも、依存性=強烈な快楽に溺れること、という理解は
科学的には少し単純すぎます。



依存性ってね、“気持ちいいから好き”とは違う概念なんだ。
依存性は「行動のコントロールが難しくなる状態」
依存症研究の分野では、
ある物質や行動が「依存性をもつかどうか」を判断する際、
次のような共通した基準が使われてきました。
代表的なポイントは以下です。
- 強い欲求(craving)
やめたいと思っても、繰り返し強く求めてしまう - コントロールの困難さ
「これくらいでやめよう」が守れない - ネガティブな結果があっても続けてしまう
体調・体重・後悔などがあっても行動が止まらない - 使用量・頻度が増えていく傾向
同じ満足感を得るために量が増える(耐性=最初と同じ効果を得るために、だんだん量が必要になること) - やめたときの不快感
イライラ、不安、落ち着かなさなど(離脱に近い反応)
重要なのは、
👉 「快楽が強いかどうか」ではなく、
👉 「自分で制御できなくなるかどうか」
が評価の中心だという点です。
「好き」と「依存」は違う
たとえば、
- 好きな音楽を何度も聴く
- 好きな食べ物を楽しみにする
これらは嗜好であって、依存ではありません。
一方で、
- やめたいのにやめられない
- 後悔しても繰り返してしまう
- 自分の意思決定がうまく働かなくなる
この状態が重なってくると、
依存性という枠組みで検討されます。



“好き”と“止められない”は、似てるけど全然違うんだね……



そう。だから“おいしい=依存”じゃないんだ。
Gearhardt 2022 論文の立ち位置
今回の記事で扱う Gearhardt & DiFeliceantonio(2022) の論文は、
- 超加工食品を「危険だ」と断定する
- すべての人が依存になると主張する
ものではありません。
この論文が行っているのは、
依存症研究で確立されてきた科学的基準に照らして、超加工食品がどこまで当てはまるのかを検討する
という、非常に限定的で慎重な検証です。
次のセクションでは、
👉 その「依存性の基準」に、超加工食品がどの程度一致するのか
を、具体的に見ていきます。
依存症の科学的基準に、超加工食品はどこまで当てはまるのか?
ここからが、Gearhardt & DiFeliceantonio(2022) 論文の核心です。
この論文の重要な点は、
「超加工食品は依存性がある」と断定するのではなく、
👉 既存の依存症研究で使われてきた“科学的基準”に、どこまで一致するか
を一つずつ検証している点にあります。



つまり、“感覚的な議論”じゃなくて、“基準照合”なんだ。
依存症の代表的な評価基準
論文では、アルコール・ニコチン・ギャンブルなどで使われてきた
依存性評価の考え方をもとに、特に次のポイントが重視されています。
① 強い欲求が生じるか
超加工食品(UPF)では、
- 特定の食品を無性に食べたくなる
- 空腹でなくても、見ただけ・匂いだけで欲求が強くなる
といった反応が、多くの研究で報告されています。
これは、
味・香り・食感・見た目が高度に設計されていることにより、
報酬系(ドーパミン系)が強く刺激されるためと考えられています。



お腹空いてないのに、ポテトとか甘いもの食べたくなるの、これか…
② 摂取のコントロールが難しくなるか
Gearhardtらは、
「量を決めていたのに守れなかった」
「もう十分なのに、手が止まらなかった」
といった自己制御の失敗が、超加工食品で起きやすい点を指摘しています。
これは前回までの記事で扱った、
- 食べるスピードが速い
- 咀嚼回数が少ない
- 満腹シグナルが遅れる
といった行動・生理学的特徴とも整合的です。
👉 意志の弱さではなく、制御が難しくなる設計
という位置づけが重要です。
③ ネガティブな結果があっても続けてしまうか
依存性の重要な基準のひとつが、
「悪影響を自覚していても、行動をやめられない」
という点です。
超加工食品についても、
- 体重増加
- 体調不良
- 後悔や罪悪感
を感じているにもかかわらず、
同じ食品を繰り返し選んでしまうケースが多く報告されています。



“分かってるのにやめられない”は、依存性評価でかなり重要なんだ。
④ 耐性・習慣化に近い現象はあるか
薬物依存ほど明確ではないものの、
- 量が少ないと満足できなくなる
- より刺激の強い味を求める
といった耐性に似た現象が、
超加工食品の常習的摂取で観察されることも示されています。
重要な結論:完全一致ではないが、重なる部分は多い
Gearhardt 2022 の結論は、非常に慎重です。
- 超加工食品は
アルコールやニコチンと同一の依存物質ではない - しかし、
依存症の科学的基準の多くと部分的に一致する特徴をもつ
つまり、
👉 「すべての人が依存になる」わけではない
👉 「一部の人・一部の条件では、依存的パターンが生じうる」
という整理です。



“依存か、依存じゃないか”の二択じゃないんだね。



そう。“依存性を持ちうる設計かどうか”が論点なんだ。
なぜ超加工食品は「やめにくい」のか?(脳・報酬系の視点)
ここでは、
「なぜ意志で止めにくいのか?」を
脳の仕組み(報酬系)から整理します。
ポイントはとてもシンプルです。
👉 超加工食品は、脳の“報酬回路”を効率よく刺激するよう設計されている
👉 その結果、「また食べたい」という信号が強く・繰り返し出やすくなる



これは“精神論”じゃなくて、神経科学の話なんだ。
脳の報酬系とは何か?
私たちの脳には、
- 生存に有利な行動(食べる・飲む・繁殖する など)を
- もう一度やりたくなるように記憶させる仕組み
があります。
これがいわゆる
報酬系(ドーパミン系)です。
- おいしいものを食べる
- 危険を避ける
- 成功体験を得る
こうした行動のあと、
脳内でドーパミンが放出され、
👉「これは価値がある」
👉「またやろう」
と学習されます。
超加工食品は「報酬信号が強く出やすい」
Ashley N. Gearhardt らが指摘する重要な点はここです。
超加工食品(UPF)は、
- 糖質+脂質+塩分の組み合わせ
- 口どけの良さ・香り・食感
- 噛まずに食べられる物理構造
によって、
👉 少ない努力で、強い快感が得られる
よう設計されています。



確かに…噛まなくてもすぐ“おいしい!”って感じるかも。
これは脳から見ると、
- エネルギー効率がいい
- 手間がかからない
- すぐ報酬が得られる
という、非常に“優秀な刺激”です。
「満腹」より先に「報酬」が来てしまう問題
自然食品(最小加工食品)の場合、
- 噛む
- 時間がかかる
- 消化管ホルモンが働く
- 満腹感が出る
というブレーキが働きます。
一方、超加工食品では、
- 咀嚼が少ない
- 食べるスピードが速い
- 満腹信号が遅れる
ため、
👉 報酬(快感)だけが先に脳に届く
状態になりやすい。



ブレーキがかかる前に、アクセルだけ踏まれる感じだね。
学習が進むと「環境刺激」でも欲しくなる
報酬系のもう一つの特徴は、
条件づけです。
超加工食品をよく食べていると、
- パッケージを見る
- CMを見る
- 売り場を通る
だけで、脳が
👉「あの快感が来るかも」
と予測し、
食欲が自動的に立ち上がるようになります。
これは空腹とは別の、
- 習慣化
- 学習による欲求
です。



お腹すいてないのに欲しくなる理由、ここか…。
重要な整理:これは「意志の弱さ」ではない
Gearhardt 2022 が強調しているのは、
- これは性格の問題ではない
- 自制心の欠如でもない
という点です。
👉 脳が“そう反応する設計”になっている食品がある
だからこそ、
- 一部の人では
- 一部の状況で
やめにくさ・繰り返し摂取が起きやすくなる。
ここまでのまとめ(次につながる視点)
- 超加工食品は
報酬系を強く・速く刺激しやすい - 満腹のブレーキより
快感のアクセルが先に働く - 繰り返すほど
環境刺激だけで欲求が出やすくなる
この研究から言えること/言えないこと(依存性の誤解を防ぐ)
ここはとても重要な整理パートです。
「依存性」という言葉はインパクトが強いぶん、誤解されやすいからです。
Addiction に掲載された
Ashley N. Gearhardt らの論文は、
👉 「超加工食品は、依存性物質として“検討に値する特徴を持つ”」
と述べています。
しかし同時に、
言っていないことも明確に区別する必要があります。
この研究から「言えること」
まず、論文が明確に支持している点です。
① 一部の超加工食品は、依存性物質の科学的基準を満たしうる
この論文では、物質依存の研究で使われてきた以下の基準を用いて検討しています。
- 強い報酬価(脳の報酬系を強く刺激する)
- 制御困難(食べる量・頻度を自分で調整しにくい)
- 渇望(craving)が生じやすい
- 繰り返し摂取が起きやすい
- 不利益があっても摂取が続くケースがある
👉 これらの点で、
一部の超加工食品は、アルコールやニコチンと“重なる性質”を持つ
と整理されています。
② 問題は「人」ではなく「食品の設計」にある
重要なのはここです。
この研究は、
- 「意志が弱い人が悪い」
- 「自制心が足りない」
とは一切言っていません。
むしろ、
👉 脳の報酬系を強く刺激するよう設計された食品が存在する
という、
環境側・構造側の問題を強調しています。



責められてる感じじゃないのが、ちょっと安心かも…。
③ すべての人・すべての食品が同じではない
論文では一貫して、
- 影響の強さには個人差がある
- すべての超加工食品が同じではない
ことも明記されています。
👉 「一部の人 × 一部の食品 × 一部の状況」
で問題が顕在化しやすい、という整理です。
この研究から「言えないこと」
次に、誤解しやすいが言っていない点です。
① 「超加工食品=麻薬」という主張ではない
この論文は、
- 超加工食品は違法薬物と同じ
- 完全に排除すべき
とは言っていません。
あくまで、
👉 「依存性を評価する科学的枠組みで、同じ土俵に載せて検討できる」
という主張です。
② すべての摂取が「依存症」になるわけではない
- ときどき食べる
- 意識的に楽しむ
これ自体を、
病的・危険と断定していません。
依存の問題になるのは、
- やめたいのにやめられない
- 量や頻度をコントロールできない
- 健康・生活に明確な不利益が出ている
といった条件が重なった場合です。
③ この論文単体で「診断」ができるわけではない
この研究は、
- 診断基準を作る研究
- 医療的ラベリングを行う研究
ではありません。
👉 あくまで「概念整理・科学的検討」です。



“病名をつける”話じゃなくて、“理解を深める”研究だね。
誤解しないための一言まとめ
ここまでを一文で整理すると、
超加工食品は、依存性物質と似た性質を持つ場合があるが、
それは個人の弱さではなく、食品と環境の設計によって引き起こされやすい現象である
という位置づけです。
日常生活でどう考えればいい?超加工食品との付き合い方



じゃあ、超加工食品って全部やめなきゃダメなの…?
と不安になった人もいるかもしれません。
でも、この研究が示しているのは極端な排除ではありません。
ポイントは、
👉 「依存性が“起きやすい条件”を知った上で、付き合い方を設計する」
ことです。
①「意志力」で戦わない(一番大事)
まず最初に、これだけは強調しておきます。
やめられないのは、あなたの意志が弱いからではありません。
超加工食品は、
- 強い報酬刺激
- 食べやすい物理的性質
- 咀嚼が少なくスピードが速い
- 満腹のブレーキがかかりにくい
という条件が重なった設計になっています。



これは“根性論”で勝てる相手じゃないんだよね。
👉 だからこそ、環境と行動を先に整えるのが正解です。
②「頻度」と「距離」をコントロールする
研究が問題にしているのは、
- たまに食べること
- 楽しみとして選ぶこと
ではありません。
リスクが高くなるのは、
- 毎日・無意識に
- 手の届く場所に常にある
- 空腹時や疲労時にすぐ食べられる
という状況です。
実践ポイント
- 家に「常備」しない
- 仕事机・バッグに入れっぱなしにしない
- 買うなら「量が決まった単位」で
👉 食べる回数より、“距離”を調整する意識が有効です。
③「食べ方」を変えるだけでも影響は大きい
前の記事(咀嚼の研究)ともつながる重要ポイントです。
同じ超加工食品でも、
- 急いで流し込む
- ながら食い
- スマホを見ながら
は、依存的な食行動を強めやすい条件になります。
逆に、
- 座って食べる
- 一口ずつ噛む
- 食感を意識する
だけでも、
👉 摂取スピードと報酬刺激は弱まることが示唆されています。



“何を食べるか”だけじゃなくて、“どう食べるか”なんだね。
④「完全ゼロ」より「戻れる余地」を残す
依存性の視点で大切なのは、
白黒思考を避けることです。
- 「絶対に食べない」
- 「一口食べたら終わり」
というルールは、
むしろ反動を強めやすくなります。
おすすめなのは、
- 食べる場面を限定する
- 目的(楽しむ・付き合い)を意識する
- 翌日は自然な食事に戻す
👉 “戻れる設計”を最初から作っておくこと。
⑤「自分が引っかかりやすい食品」を知る
論文でも強調されていた通り、
影響の強さには個人差があります。
- 甘い系に弱い人
- 塩味+脂質に弱い人
- 食感(サクサク・とろとろ)に弱い人
👉 「超加工食品すべて」ではなく、
自分が止まりにくいタイプを把握することが実践的です。



“自分の地雷”を知るだけで、選択はかなり楽になるよ。
このパートのまとめ
- 超加工食品は「意志力」で対処するものではない
- 距離・頻度・食べ方の設計が重要
- 完全排除より、戻れる余地を残す
- 自分が影響を受けやすい食品を知る
👉 知識は「制限」ではなく「選択肢を増やす道具」です。
まとめ|なぜ超加工食品は「やめられない」と感じるのか、そしてこれからの付き合い方
この記事では、
「超加工食品は本当に“依存性”を持ちうるのか?」
という問いを、感情論ではなく科学的な基準から整理してきました。
最後に、要点とこれからの視点をまとめます。
🔍 この記事の要点
① 超加工食品は「依存症そのもの」と断定されたわけではない
- Gearhardt ら(2022)の論文は
👉 「依存性物質として検討するに足る特徴を備えている」
と示したものであり、 - 「全員が依存症になる」「食べたら終わり」
という結論ではありません。
② 問題は「意志の弱さ」ではなく、設計と脳の反応
超加工食品は、
- 強い報酬刺激(甘味・脂質・塩味の組み合わせ)
- 速く食べられる物理的性質
- 咀嚼・満腹シグナルが入りにくい構造
によって、
脳の報酬系を繰り返し刺激しやすい食品です。
👉 やめにくさは、個人の性格ではなく仕組みの問題。
③ 「食べすぎ」「やめにくさ」は連続した現象
これまでのシリーズ研究が示したように、
- Hall:なぜ食べすぎるのか
- Dicken・Hägele:条件を変えても防げるのか
- Hamano:なぜそうなるのか(咀嚼・速度)
- Gearhardt:なぜやめにくいのか(報酬・依存性)
は、すべて同じ流れの中にある現象です。
④ 超加工食品との向き合い方は「排除」ではない
重要なのは、
- 完全にやめること
- 自分を責めること
ではなく、
👉 影響を理解した上で、選び方を調整すること。
- 頻度
- 距離
- 食べ方
- 場面
を意識するだけでも、
食行動は大きく変わります。
🌱 これからの未来像|「知って選ぶ」食生活へ



なんだか、ちょっと安心したかも…



うん。知識って“縛るもの”じゃなくて、“自由にするもの”なんだ。
超加工食品は、
便利で、身近で、完全になくなることはありません。
だからこそ、
- 何が起きやすいのかを知り
- 自分の弱点を理解し
- 無理のない距離感を設計する
そんな主体的な選択が、これからの食生活には大切になります。
✨ 最後に
超加工食品は「悪」ではありません。
でも、「無防備」に付き合う相手でもありません。
👉 正体を知ったうえで、主導権を取り戻す。
それが、
これからの健康的な食との向き合い方です。
📝 参考文献
Gearhardt AN, DiFeliceantonio AG.
Highly processed foods can be considered addictive substances based on
established scientific criteria.
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First published online: 9 November 2022.
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